テント泊登山
登山を始めてしばらくいろんな山に登っていると、やりたくなったり、山友さんに誘われたりするのがテント泊登山ですよね。今回はテント泊をやったことがない初心者の方に向けて、まず最初に買ったほうがいい必要な装備を書いていこうと思います。あった方が便利な装備はたくさんありますが、必要最低限の初期装備だけで10万円は必要になってくるので、徐々に買い揃えていくようにしましょう。
必要な装備
テント、シュラフ(寝袋)、シュラフマット、大型ザック、ザックカバー、ガスバーナー、ガス缶、コッヘル、ヘッドライト、レインウェア、マグカップ、食料品、食器、トイレットペーパー
あれば便利な装備
グランドシート(テントの穴あき防止)、ランタン(ヘッドライトで代用可能)、ファーストエイドキット、エマージェンシーシート、サンダル、小型のイス、アタックザック
テント泊装備
ここでは上でリストアップした『必要な装備』を、実際に僕が使用している装備もまじえて紹介していきます。
おすすめテント
おすすめシュラフ(寝袋)
最初に買うシュラフは3シーズン用を買いましょう。冬シーズンは別として、春夏秋の3シーズンの一番寒い時期にあわせて買うのがいいです。標高が1000mあがると気温は地上と6℃寒くなります。標高が3000mだとその差18℃となり、夏場でも0℃近くなることもあるため寒くて寝れないなんて事にならないようシュラフはいいものを買いましょう。ただでさえ体力を使うテント泊登山なので、寝れないと地獄ですよ。
おすすめシュラフマット
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス Zライト ソル シルバー/レモン R(51×183×厚さ2cm) R値2.6 30670 【日本正規品】
シュラフマットは大きく分けて2種類、エア系マットと発泡系マットに分かれます。エア系のメリットは、収納がとても小さく、持ち歩きがしやすい。デメリットは穴が開くと使い物にならなくなり、重量があります。発泡系のメリットは穴の開くリスクがなく、丈夫で軽い。デメリットとしてはかさばるので持ち運びに不便。ちなみに僕は上のサーマレストを使用しています。
THERMAREST(サーマレスト) マットレス ファスト&ライトシリーズ プロライト R値2.4 ポピー レギュラー 30594 【日本正規品】 [並行輸入品]
エア系マットは発泡系に比べると高価になりますが、非常にコンパクトに収納できます。
おすすめテント泊用ザック
1泊2日のテント泊で自炊をする場合、ザックの容量は55L~65Lあたりが必要です。
おすすめバーナーとクッカー
テント泊で料理をしたり、ちょっとお湯を沸かしたりできるバーナーはかなり便利です。
僕が愛用しているのがこれです。コンパクトに収納できおそらくバーナーの中で一番人気があります。
PRIMUS(プリムス) シングルバーナー ウルトラ・スパイダーストーブII 【ガス適合性検査済日本正規品】 P-155S
安定感があるのはこちらです。みんなで鍋をかこむ時など、グループで一人持っていると重宝します。
PRIMUS(プリムス) GAS CARTRIDGE ハイパワーガス(小) IP-250T [HTRC 2.1]
ガス缶も忘れずに持っていきましょう。僕はテント泊の場合は、毎回新品のガス缶を持って行きます。中途半端なガス缶を持っていくと二つ持っていく事になりかさばります。あまったガス缶は日帰り登山の時などに使用しています。
PRIMUS(プリムス) クッカー イージークックNS・ソロセットM PCKK202
お湯を沸かしたり、簡単な料理ならこれで十分です。あと僕は、モンベルのクッカーセットを使用したりもします。ちなみにケトルはかさばるので持って行きません。
まとめ
テント泊をするにあたり必要な初期装備をまとめてみました。初期費用はかかりますが、満天の星空の下のテント泊は格別です。山小屋に宿泊することを考えれば格安で泊まれるメリットもありますし長い目で見ればお得です。テント泊は荷物を運ぶ体力が必要で、最初のうちはヘロヘロになります。なれないうちは登山口にテントを張れる山もあったりするのですが、この話はまた今度。
それでは良いテント泊登山を安全に楽しんで下さい。
それではまた(^^)