【ヤマビル対策】時期や生息地を徹底解説|関西登山記

ヤマビルの生態

ヤマビル
ヤマビルは陸に住むヒルで、体長は25mm~35mmで体が倍くらいまで伸び、シャクトリムシのような動きで移動します。直射日光や乾燥を嫌い湿気のあるところを好むので、沢沿いなどに多く生息しており、人や動物などが吐く息(二酸化炭素)や熱に反応して近づいてくるとされています。ヒルは噛み付くと『ヒルジン』という成分を唾液腺から出すため、血液凝固作用が妨害され、はがした跡もしばらく血が止まらなくなります。また、ヒルジンと同時にモルヒネのような物質も出すため痛みは感じず、吸血されていることに気づかないこともあります。

活動時期

活動時期は5月から10月の暖かい時期で、梅雨の湿度の高い時期は非常に活発になります。また、9月~10月は子ヒルが生まれるため、一年でもっとも数が多くなります。

生息地域

東北から沖縄まで各地に分布しており、シカなどにくっついたヒルが、遠くはなれたところに落ち繁殖して生息地域を拡大したとの見方が強まっており、関西では鈴鹿山脈、関東では丹沢の山域などが有名です。

ヤマビル7つの予防方法

  • 濃度20%以上の食塩水に浸したタオルを干して首に巻く
  • 濃度20%以上の食塩水に浸した靴下を干して履く
  • 長袖、長ズボンを着用し肌を出さない
  • ストッキングを履く
  • 休憩中ザックを下に置かない
  • 肌にサラテクト(虫除け)をスプレーしておく
  • ヤマビル忌避剤を登山靴に塗布しておく

ヤマビルは塩に弱いので、食塩水に浸したタオルを首に巻くことで、上から侵入してくるヒルに効果があります。靴下も同様で足元からの侵入を防ぎます。

長袖、長ズボンを着用し極力肌を出さない事でヒルの吸血を防ぎます。基本ですが、ズボンのすそを靴下に入れておきましょう。女性用のストッキングを履くことでヒルの吸血を防ぐことができますが、男性は少し抵抗ありますね(笑)

休憩中はザックを下に置かないようにしましょう、ヒルがザックにくっついて知らずに背負うとヒルの餌食になります、どうしても降ろしたい場合は、カラビナなどでザックを木に吊るしましょう。

サラテクト(虫除け)を肌にスプレーしておくことで、忌避効果が期待できます。

最後に登山靴に忌避剤を塗布しておくのが一番効果があります。濃度20%以上の食塩水を登山靴に塗布する方法もありますが、大事な登山靴が傷んでしまうのでおススメしません。

ヤマビル忌避剤

ヒル下がりのジョニー


ヤマビルファイター


いろいろ種類がありますが、上記のどちらかを使用すれば問題ないでしょう。

ヤマビルに噛まれてしまったら

ヤマビルに噛まれた場合、慌てず食塩や先に紹介した忌避剤をヒルにかけることで、簡単に剥がれ落ちます。

ヒルが剥がれ落ちたら、流水で傷口をよく洗いヒルジンを体外に押し出すことで腫れや痒みを軽減できます。持っていればポイズンリムーバーで吸い出しましょう。

最後に虫刺されなどの軟膏を塗布し、出血が続くようであれば絆創膏などを貼っておけば大丈夫です。

ポイズンリムーバーはハチやブヨなどの虫さされのほか、毒蛇に噛まれてしまった場合にも使用できますので、一つ持っておきましょう。

実験動画

ヤマビルに塩をかけてみたら・・・

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